BreakingDown(ブレイキングダウン)の選手達はプロ格闘家より強いのか
BreakingDown(ブレイキングダウン)の選手達がプロ格闘家達との対抗戦に勝利したことで、CEOの朝倉未来選手も「BreakingDown(ブレイキングダウン)の選手達はプロ格闘家より強い」と言わんばかりに調子を上げている。
【全文掲載】BreakingDown勢がプロ格闘家との対抗戦に勝利!朝倉未来が「ウチをよく思ってないプロ団体の関係者さん、是非対抗戦をしましょう」と宣戦布告
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E5%85%A8%E6%96%87%E6%8E%B2%E8%BC%89-breakingdown%E5%8B%A2%E3%81%8C%E3%83%97%E3%83%AD%E6%A0%BC%E9%97%98%E5%AE%B6%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%AF%BE%E6%8A%97%E6%88%A6%E3%81%AB%E5%8B%9D%E5%88%A9-%E6%9C%9D%E5%80%89%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%8C-%E3%82%A6%E3%83%81%E3%82%92%E3%82%88%E3%81%8F%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%97%E3%83%AD%E5%9B%A3%E4%BD%93%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%80%85%E3%81%95%E3%82%93-%E6%98%AF%E9%9D%9E%E5%AF%BE%E6%8A%97%E6%88%A6%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86-%E3%81%A8%E5%AE%A3%E6%88%A6%E5%B8%83%E5%91%8A/ar-AA1kpYJ2?ocid=msedgdhp&pc=LCTS&cvid=8ec93591f2e04ccc87f03fc0d2412027&ei=11
(以下引用)
23日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて『BreakingDown10』が開催。
本戦10回目の記念となる今大会では、BreakingDown勢がプロ格闘家やOutsider戦士との対抗戦の他、新設されるバンタム級のベルトをかけた初代王者決定トーナメントが行なわれたり『喧嘩自慢地区対抗戦』で豊橋勢と大宮勢が激突したりと多くの見どころがある大会に。
大会終了後、朝倉未来CEOが大会の総括を行った。
――今大会で特に印象に残った試合・選手・企画などは
「まずは細川くんですね。100人の中の頂点を1日で決めるって企画自体も動画の反響も良かったですし、1/100になれる男はスター性がある。すごいアップセット(番狂わせ)だったなと思います。それに通ずる話なんですけど、プロ対抗戦という形でやったBreakingDownとの対抗戦は、BreakingDownが勝利してしまったので。これはまたさらに賛否が生まれてきそうなんですけど、よく思ってないプロの団体の関係者さん、『ウチなら勝てるよ』って方は『BreakingDown11』で是非対抗戦をしましょう」
――プロ対抗戦は3勝2敗、その3勝はすべてKOだったという結果について思うことは
「特に、YURA選手とかはプロの実績もあったりするんだけど、外枦保くん、細川くんはホントにBreakingDownで出始めて格闘技経験も浅い中で勝ってる。ホントにポテンシャルあると思いました。なんだかんだ言ってBreakingDown勢強い」
――BreakingDownの力を証明して終わりではなく、これからもどんどんケンカを売ってきて欲しい?
「まあやっぱり、プロ対抗戦と言ってもプロのトップ選手ではなかったので。そういう選手が格の違いとかを見せに来てくれたら面白いかもしれないですね。それはBreakingDown側の底上げにもなると思いますし」
――プロ側のレベルが上がって行っても臆さず向かっていくと
「はい」
――バンタム級トーナメントについて
「アップセットで言うと山川そうきくんかな。その他は順当かなと。なんにしても次『11』で1日2試合やらないといけないので、そのへんも含めて運もすべて味方にした者がチャンピオンになるんじゃないかな」
――選手側から「トーナメント表のシャッフルを」という声もあった
「うーん、まあ僕はこのままでも良いのかなと思って。どっちにしても1日2試合するわけだし。誰が勝つかわからないんで、そのままでもいいのかなと思います」
――冨澤選手からは「東京ドームでやりたい」というマイクがあったが、BreakingDownで東京ドーム進出は考えているか
「まあBreakingDownという大会で東京ドームっていうのはまだ僕は考えてないですけど、僕が個人的に東京ドームみたいな会場で格闘技の大会を開催するっていうのは夢の1つなので。そこにBreakingDownの選手が出ることはあると思います」
――海外での大会開催など世界進出についての展望は
「やっぱりBreakingDownってスゴくて、海外への認知も最近は高まっていて。海外から対抗戦を申し出てくる形が続いていて。色んな国から話が来てるんですけど、『.5』のような感じでBreakingDownの精鋭を他の国に連れてって、そっちの会場でやっていってさらに世界の認知を獲っていけたら良いかなと思います」
――冨澤選手はプロの世界でのし上がっていける実力があると思うか
「それは全然あると思ってて。BreakingDownってやっぱ、そのへんのプロ選手よりも認知度も求心力も付いちゃってるので。あとは実力が付いてきたらホントにいろんな大会に出て行ってもらいたいと思うし。僕らも団体としてはその選手がプロの道に行きたければ行ってもらうっていう志向なので。誰かがどんどん切り拓いていくとあとのBreakingDown選手たちも付いていく形になるのかなと思います」
――2024年の大会開催予定について
「2月を予定してます。『11』に関しては。そのあとは3ヶ月おきくらいに開催していけたら良いなってことで。年4回を予定していて、いつもながら1ヶ月~1ヶ月半後くらいに『.5』をやっていくっていうスケジュール感ですね」
――BreakingDownは格闘ジムでの大会からこうした大きな会場での大会へと発展していった。その成功の要因は何だと思うか
「やっぱり、僕が思うのは、世界最強の人物が2人いたとして、誰もいない公園で2人で闘っててもあんまり価値がないと思うんですよね。『どれだけの人がその試合を見たいか』っていうことでその格闘技の価値が高まると思ってて。その試合に至るまでのストーリーとかを視聴者に見せたことが成功の要因じゃないかなと思います」
――BreakingDownは数多くの選手の人生を大きく変えてきた。今までの大会の中で一番印象に残っている選手は
「やっぱり、初代のこめおとかは自分のお店を出したりとか、飯田さん(飯田将成)とかもYouTube40万人とか行って焼肉屋を今度出すみたいですし、色んな人の人生がいい方向に変わっていくなあと思ってはいますね。特に誰かって言われると分かんないですけど」
――朝倉未来挑戦トーナメントの具体的なプランはあるか
「あれはまあ、いずれ出るとしたらそういう感じになるのかなっていうただの思いつきの話で。今自分の試合でやることがあるので。まだBreakingDownに出ることはないと思います」
――“アップセット”という点ではSATORU選手がサップ選手に勝利したこともあった。BreakingDownはアップセットが起きやすい闘いの場だと思うか
「うーん、それは思いますね。普通の試合よりは出やすい方だと思います。短いので攻めないといけないし、面白い試合をして攻めれば攻めるほどリスクは上がるので。そういった部分かなと思います」
BreakingDown(ブレイキングダウン)の試合感覚について、TATSUJI選手が「エンジンがかかる前に終わってしまった」、クラウス選手が「1分がこんなに早いとは思わなかった」「最初から行こうと思っていたが気付いたら終わっていた」とコメントしている通り、プロ格闘家の敗因はBreakingDown(ブレイキングダウン)の試合時間の短さに慣れていないことである。
逆を言えば、試合時間以外は通常のキックボクシングや総合格闘技のルールと変わらないため、「試合時間1分」というBreakingDown(ブレイキングダウン)特有のルールにプロ格闘家が適応出来れば、格闘テクニックの面でプロよりも圧倒的に劣るBreakingDown(ブレイキングダウン)の選手達は瞬く間に蹂躙されてしまうだろう。
ルールの違いによって選手のパフォーマンスが発揮されにくくなることは、格闘技や武道の大会においてよくあることである。
過去には、極真会館主催の大会にムエタイや柔道など様々な武道・格闘技を修めた選手達が出場したが、皆極真ルールに適応することが出来ずに敗北してしまった。
また、同じく極真空手はテレビ番組の企画として中国武術家とスパーリングをしたことがあったが、これも極真ルールで行われたために中国武術特有の急所攻撃などが使えず、極真空手側が圧勝してしまった。
極真空手 VS 中国拳法
他方、極真会館出身の空手家も他流派の試合に参戦することがあるが、各ルールへの適応には個人差がある。
菊野克紀選手やフランシスコ・フィリォ選手、エヴェルトン・テイシェイラ選手、サム・グレコ選手などはそれぞれキックボクシングや総合格闘技のルールに比較的早く順応出来た一方で、グラウベ・アラウージョ・フェイトーザ選手は顔面パンチ有りのK-1ルールになかなか適応出来ず、デビュー当初は苦戦を強いられていた。
このように、普段の主戦場とは違う大会のルールに適応することはなかなか難しいことであるが、その分適応出来た際に得られるものも大きい。
私も少林寺拳法を修業していた頃は顔面攻撃無しのボディースパーリングになかなか適応出来ず苦労したが、その後研究とトレーニングを重ねたお陰で中段の防御が多少上手くなったものである。
今後もBreakingDown(ブレイキングダウン)には多くのプロ格闘家達が参戦すると予想されるが、彼らがどのような活躍を我々に見せてくれるか期待したいところである。
【全文掲載】BreakingDown勢がプロ格闘家との対抗戦に勝利!朝倉未来が「ウチをよく思ってないプロ団体の関係者さん、是非対抗戦をしましょう」と宣戦布告
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(以下引用)
23日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて『BreakingDown10』が開催。
本戦10回目の記念となる今大会では、BreakingDown勢がプロ格闘家やOutsider戦士との対抗戦の他、新設されるバンタム級のベルトをかけた初代王者決定トーナメントが行なわれたり『喧嘩自慢地区対抗戦』で豊橋勢と大宮勢が激突したりと多くの見どころがある大会に。
大会終了後、朝倉未来CEOが大会の総括を行った。
――今大会で特に印象に残った試合・選手・企画などは
「まずは細川くんですね。100人の中の頂点を1日で決めるって企画自体も動画の反響も良かったですし、1/100になれる男はスター性がある。すごいアップセット(番狂わせ)だったなと思います。それに通ずる話なんですけど、プロ対抗戦という形でやったBreakingDownとの対抗戦は、BreakingDownが勝利してしまったので。これはまたさらに賛否が生まれてきそうなんですけど、よく思ってないプロの団体の関係者さん、『ウチなら勝てるよ』って方は『BreakingDown11』で是非対抗戦をしましょう」
――プロ対抗戦は3勝2敗、その3勝はすべてKOだったという結果について思うことは
「特に、YURA選手とかはプロの実績もあったりするんだけど、外枦保くん、細川くんはホントにBreakingDownで出始めて格闘技経験も浅い中で勝ってる。ホントにポテンシャルあると思いました。なんだかんだ言ってBreakingDown勢強い」
――BreakingDownの力を証明して終わりではなく、これからもどんどんケンカを売ってきて欲しい?
「まあやっぱり、プロ対抗戦と言ってもプロのトップ選手ではなかったので。そういう選手が格の違いとかを見せに来てくれたら面白いかもしれないですね。それはBreakingDown側の底上げにもなると思いますし」
――プロ側のレベルが上がって行っても臆さず向かっていくと
「はい」
――バンタム級トーナメントについて
「アップセットで言うと山川そうきくんかな。その他は順当かなと。なんにしても次『11』で1日2試合やらないといけないので、そのへんも含めて運もすべて味方にした者がチャンピオンになるんじゃないかな」
――選手側から「トーナメント表のシャッフルを」という声もあった
「うーん、まあ僕はこのままでも良いのかなと思って。どっちにしても1日2試合するわけだし。誰が勝つかわからないんで、そのままでもいいのかなと思います」
――冨澤選手からは「東京ドームでやりたい」というマイクがあったが、BreakingDownで東京ドーム進出は考えているか
「まあBreakingDownという大会で東京ドームっていうのはまだ僕は考えてないですけど、僕が個人的に東京ドームみたいな会場で格闘技の大会を開催するっていうのは夢の1つなので。そこにBreakingDownの選手が出ることはあると思います」
――海外での大会開催など世界進出についての展望は
「やっぱりBreakingDownってスゴくて、海外への認知も最近は高まっていて。海外から対抗戦を申し出てくる形が続いていて。色んな国から話が来てるんですけど、『.5』のような感じでBreakingDownの精鋭を他の国に連れてって、そっちの会場でやっていってさらに世界の認知を獲っていけたら良いかなと思います」
――冨澤選手はプロの世界でのし上がっていける実力があると思うか
「それは全然あると思ってて。BreakingDownってやっぱ、そのへんのプロ選手よりも認知度も求心力も付いちゃってるので。あとは実力が付いてきたらホントにいろんな大会に出て行ってもらいたいと思うし。僕らも団体としてはその選手がプロの道に行きたければ行ってもらうっていう志向なので。誰かがどんどん切り拓いていくとあとのBreakingDown選手たちも付いていく形になるのかなと思います」
――2024年の大会開催予定について
「2月を予定してます。『11』に関しては。そのあとは3ヶ月おきくらいに開催していけたら良いなってことで。年4回を予定していて、いつもながら1ヶ月~1ヶ月半後くらいに『.5』をやっていくっていうスケジュール感ですね」
――BreakingDownは格闘ジムでの大会からこうした大きな会場での大会へと発展していった。その成功の要因は何だと思うか
「やっぱり、僕が思うのは、世界最強の人物が2人いたとして、誰もいない公園で2人で闘っててもあんまり価値がないと思うんですよね。『どれだけの人がその試合を見たいか』っていうことでその格闘技の価値が高まると思ってて。その試合に至るまでのストーリーとかを視聴者に見せたことが成功の要因じゃないかなと思います」
――BreakingDownは数多くの選手の人生を大きく変えてきた。今までの大会の中で一番印象に残っている選手は
「やっぱり、初代のこめおとかは自分のお店を出したりとか、飯田さん(飯田将成)とかもYouTube40万人とか行って焼肉屋を今度出すみたいですし、色んな人の人生がいい方向に変わっていくなあと思ってはいますね。特に誰かって言われると分かんないですけど」
――朝倉未来挑戦トーナメントの具体的なプランはあるか
「あれはまあ、いずれ出るとしたらそういう感じになるのかなっていうただの思いつきの話で。今自分の試合でやることがあるので。まだBreakingDownに出ることはないと思います」
――“アップセット”という点ではSATORU選手がサップ選手に勝利したこともあった。BreakingDownはアップセットが起きやすい闘いの場だと思うか
「うーん、それは思いますね。普通の試合よりは出やすい方だと思います。短いので攻めないといけないし、面白い試合をして攻めれば攻めるほどリスクは上がるので。そういった部分かなと思います」
(以上引用)
しかし、果たして今大会の結果だけを見て、「BreakingDown(ブレイキングダウン)の選手達はプロ格闘家より強い」と断言して良いのだろうか。
確かに、過去のBreakingDown(ブレイキングダウン)においては、K-1 WORLD MAX 2006・2007日本代表決定トーナメントで準優勝の経験があるTATSUJI選手や、同じくK-1 WORLD MAX 2002王者のアルバート・クラウス選手などが敗北している。
だがその一方で、シェリフ・ラロッシ選手、リオ・リチャードソン選手、ジェロム・レ・バンナ選手、金田一孝介選手、ファン・ホセ・ランダエタ・ロドリゲス選手など、BreakingDown(ブレイキングダウン)の試合時間に適応して勝利したプロ格闘家も多数存在しており、残念ながら「BreakingDown(ブレイキングダウン)の選手達はプロ格闘家より強い」とは言えない。
しかし、果たして今大会の結果だけを見て、「BreakingDown(ブレイキングダウン)の選手達はプロ格闘家より強い」と断言して良いのだろうか。
確かに、過去のBreakingDown(ブレイキングダウン)においては、K-1 WORLD MAX 2006・2007日本代表決定トーナメントで準優勝の経験があるTATSUJI選手や、同じくK-1 WORLD MAX 2002王者のアルバート・クラウス選手などが敗北している。
だがその一方で、シェリフ・ラロッシ選手、リオ・リチャードソン選手、ジェロム・レ・バンナ選手、金田一孝介選手、ファン・ホセ・ランダエタ・ロドリゲス選手など、BreakingDown(ブレイキングダウン)の試合時間に適応して勝利したプロ格闘家も多数存在しており、残念ながら「BreakingDown(ブレイキングダウン)の選手達はプロ格闘家より強い」とは言えない。
“北九州最狂の喧嘩屋”が屈辱の開始20秒KO負け 前回千代大龍に快勝のパンクラス元1位のラッシュ浴び、心折れリングに沈む まさかのBD5連敗
(以下引用)
「BreakingDown11・5」(30日、都内)
総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントが行われ、“北九州最狂の喧嘩屋”松井健は、元パンクラス1位で、前回のBD11で元小結千代大龍に快勝した金田一孝介と対戦し、開始20秒でKO負けの惨敗に終わった。
松井は開始10秒で金田一のラッシュを受けて、あっさりとダウン。立ち上がったが、再びパンチの雨を浴びて、リングに沈んだ。松井は初参戦のBD8から屈辱の5連敗となった。
BD11での松井健-江畑秀範戦後に、江畑陣営をどう喝していた松井健と、そのセコンド、誠に対して組まれた朝倉曰く「制裁マッチ」。誠も直前の試合でシモミシュランに敗れていた。
(以上引用)
亀田興毅と戦った元WBA世界王者のランダエタがBreakingDownで11Rまで戦いKO勝利!
(以下引用)
30日、都内某所にて『ポスティングテクノロジーズ株式会社 presents BreakingDown11.5』が開催。第10試合では【元WBA世界王者】ファン・ホセ・ランダエタvs【博多の虎】虎之介が行われた。
2006年に亀田興毅とWBA世界王座戦を行い、物議を醸す判定負けとなった43歳のランダエタがまさかのブレイキングダウン11のオーディションに参戦。虎之介を指名し、当時の試合を見ていたという虎之介はスパーを要求。【中途半端ボーイ】河野俊介をパンチで即KOし実力を見せて本戦出場を決めた。
しかし試合はランダエタが鼻から出血し、映像判定でバッティングとレフェリーが判断したためノーコンテストに。
虎之介は「僕の右フックでバチーンってカットしてるの見てると思うんで、どう転んでも僕の勝ちだと思います。パンチオンリーふざけんな!ここはブレイキングダウンじゃ!喧嘩じゃ!」と、物議を醸す判定に激怒して会場を後にしていた。
前日会見でランダエタが「ストリートファイトでやってきた」と発言したため、虎之介がMMAでの戦いを要望していた。
キックルールながら無制限ラウンドになったこの試合は、1Rは虎之介がローで削っていく。2Rになるとランダエタもローを放っていき、左ストレートが浅く入り虎之介は冷静に距離を見ながらローで削る。だが段々とランダエタのパンチの距離になり、4Rになるとランダエタが右フックやボディにパンチを散らすようになる。6Rではランダエタのローがローブローとなりタイムストップになる場面もあったが、終了直前に虎之介が右フックを叩き込みランダエタが吹っ飛ぶ場面も。9Rになると虎之介の膝が入りランダエタの動きが止まる。だが11Rでランダエタの左ストレートがきまり虎之介がダウン。なんとか立ち上がった虎之介だったが、殴り合いになるとランダエタが圧倒し、そのままラッシュを仕掛け虎之介はリングに倒れた。
勝利したランダエタは「ブレイキングダウンありがとうございます!やったね!きつい!やったね!これからまた頑張ってブレイキングダウンの卵を作りたい」と後進の育成を約束した。
(以上引用)
実際、元Krush(クラッシュ)のプロキックボクサーで、現役引退後の現在BreakingDown(ブレイキングダウン)において活躍している冨澤大智選手は、現Krush(クラッシュ)フェザー級王者の篠塚辰樹選手とRIZIN(ライジン)で対戦した際に敗北している。
BD戦士にプロの洗礼! 衝撃ダウン! Krush王者が相手を見下ろし「どんなもんじゃい」
(以下引用)
BD戦士にプロの洗礼。顔面への正確なワンツーを被弾して衝撃ダウン。プロ選手は倒れたBD選手を見下ろし「どんなもんじゃい」と屈辱の煽りアピール。不遜な態度も納得のパーフェクトゲームにファンから「遊び過ぎだろ」「上手い選手だな」と納得の声が相次いだ。
12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催された「にゃんこ大戦争presents RIZIN.45」で、現Krushフェザー級王者の篠塚辰樹がBD出身ファイターの冨澤大智と対戦。試合は「Breaking Down」で話題のファイターを現Krush王者がテクニックで圧倒。ダウンを奪った際には「なめんじゃねーよ」とばかりに上から見下ろす余裕すら見せた。
「Breaking Down」からRIZIN参戦を果たした冨澤と、破天荒キャラで一気にKrush王者まで昇り詰めた篠塚の対戦。篠塚は元Krush戦士の冨澤を「プロから逃げた奴」と舌戦で一蹴。フェイスオフでも不穏な空気が立ち込めていた。
試合は開始とともに前に出た冨澤に、一発一発を確実に当てる篠塚という展開。「来いよ」と挑発しながら開始30秒で篠塚が左を当て最初のダウンを奪う。バッティングの中断中もガッツポーズで余裕を見せる篠塚は、その後も冨澤に一発も貰わずスウェイでかわしながら精度の高いジャブをコツコツ当てていく。
一方の冨澤は普段の1分ルールから未知の領域に突入。冨澤も前に前へとアグレッシブに攻めるが、パンチが空を切る場面が目立つ。逆に篠塚は普段のパリピキャラとは一転、沈着冷静にじっくり見ながらカウンターで左のジャブを冨澤の顔に確実に当てて右目尻をカットする。
冨澤は声を張り上げて気合を入れて最終3ラウンドへ。組んで荒っぽく行くが、それも篠塚に軽くいなされ再び左のジャブを顔面へ。篠塚は余裕からか、顔でパンチを受ける余裕をみせながら、ノーガードでパンチをほぼ避けきり、相手のフルスウィングに横を向いて「そんなの、当たらないよ」のジェスチャーで完全に流しモードに。
冨澤も「BreakingDown」の意地がある残り1分、左を当てるパンチ連打で反撃を見せるが、篠塚はパンチを数発あえて貰いながら打ち合いに応じ、カウンターでワンツーをあわせダウンを奪った。すると、篠塚が相手を上から見下ろし「どんなもんじゃい」とばかりに冨澤を見下ろして屈辱の煽り。これに奮起した冨澤だが盛り返すことが出来ずここでゴング。
試合後冨澤は、判定前にも完敗を自覚したか…リングを叩き悔しさを爆発。カットした額をタオルで覆いながら声をあげて号泣した。「BreakingDown」6連勝と波に乗ってきた冨澤だが、これが現実か…。プロの洗礼か。ファンからは「篠塚遊び過ぎだろ」「ジャブが全然見えてなかったな」「上手い選手だな」「篠塚が遊んだけの試合」と辛辣な声多数。実力差は歴然だった。
(以上引用)
BreakingDown(ブレイキングダウン)の試合感覚について、TATSUJI選手が「エンジンがかかる前に終わってしまった」、クラウス選手が「1分がこんなに早いとは思わなかった」「最初から行こうと思っていたが気付いたら終わっていた」とコメントしている通り、プロ格闘家の敗因はBreakingDown(ブレイキングダウン)の試合時間の短さに慣れていないことである。
逆を言えば、試合時間以外は通常のキックボクシングや総合格闘技のルールと変わらないため、「試合時間1分」というBreakingDown(ブレイキングダウン)特有のルールにプロ格闘家が適応出来れば、格闘テクニックの面でプロよりも圧倒的に劣るBreakingDown(ブレイキングダウン)の選手達は瞬く間に蹂躙されてしまうだろう。
ルールの違いによって選手のパフォーマンスが発揮されにくくなることは、格闘技や武道の大会においてよくあることである。
過去には、極真会館主催の大会にムエタイや柔道など様々な武道・格闘技を修めた選手達が出場したが、皆極真ルールに適応することが出来ずに敗北してしまった。
また、同じく極真空手はテレビ番組の企画として中国武術家とスパーリングをしたことがあったが、これも極真ルールで行われたために中国武術特有の急所攻撃などが使えず、極真空手側が圧勝してしまった。
極真空手 VS 中国拳法
他方、極真会館出身の空手家も他流派の試合に参戦することがあるが、各ルールへの適応には個人差がある。
菊野克紀選手やフランシスコ・フィリォ選手、エヴェルトン・テイシェイラ選手、サム・グレコ選手などはそれぞれキックボクシングや総合格闘技のルールに比較的早く順応出来た一方で、グラウベ・アラウージョ・フェイトーザ選手は顔面パンチ有りのK-1ルールになかなか適応出来ず、デビュー当初は苦戦を強いられていた。
このように、普段の主戦場とは違う大会のルールに適応することはなかなか難しいことであるが、その分適応出来た際に得られるものも大きい。
私も少林寺拳法を修業していた頃は顔面攻撃無しのボディースパーリングになかなか適応出来ず苦労したが、その後研究とトレーニングを重ねたお陰で中段の防御が多少上手くなったものである。
今後もBreakingDown(ブレイキングダウン)には多くのプロ格闘家達が参戦すると予想されるが、彼らがどのような活躍を我々に見せてくれるか期待したいところである。
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