BreakingDown(ブレイキングダウン)と不良

素行の悪い者達が集まることで有名なBreakingDown(ブレイキングダウン)だが、昨今ではBreakingDown(ブレイキングダウン)出場者達が次々と犯罪を起こして逮捕されており、「格闘技を通した更生」とは程遠い現実があると言わざるを得ない。


瓜田純士 BD出場複数選手の逮捕を明かす「人生が変わりだした時にこんなことに」脅迫、恐喝容疑?「被害者がいることは事実」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/other/%E7%93%9C%E7%94%B0%E7%B4%94%E5%A3%AB-%EF%BD%82%EF%BD%84%E5%87%BA%E5%A0%B4%E8%A4%87%E6%95%B0%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%81%AE%E9%80%AE%E6%8D%95%E3%82%92%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99-%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%A0%E3%81%97%E3%81%9F%E6%99%82%E3%81%AB%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB-%E8%84%85%E8%BF%AB-%E6%81%90%E5%96%9D%E5%AE%B9%E7%96%91-%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E8%80%85%E3%81%8C%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BA%8B%E5%AE%9F/ar-BB1jsDjU?ocid=msedgntp&pc=LCTS&cvid=fb2ad2a9da4f4d2e83eff7e0a851f407&ei=6

(以下引用)

“アウトローのカリスマ”と呼ばれ、ブレイキングダウン人気選手の瓜田純士が6日、自身のYouTubeチャンネルを更新。ブレイキングダウンに出場している喧嘩自慢のメンバーが逮捕されたことを明かした。

 喧嘩自慢で大阪地区の監督もしている瓜田は「これを動画にしようか悩んだけど状況が状況なんで話します」と切り出し、逮捕されたというメンバーの名前や収集した情報を報告。「具体的には脅迫、恐喝の容疑で今、持ってかれたみたいです」と語った。

 詳細について不透明な部分もあるとしながら、ブレイキングダウンに出場して注目度が上がったところでの事態に「こんなにいい時、人生が変わり出したときにこんなことになるなんて。しれっと隠して生活できたとしても、迷惑かけるのは事実なんで。ちゃんと伝えようと思いました。被害者の方がいるんで、仲間を思う事情でどうこうすることじゃない。被害者がいることは事実なんで」と語った。

 瓜田とともに「喧嘩自慢」の大阪地区を担当しているBD人気選手のノッコン寺田も動画を投稿。啓之輔もXで反応している。

(以上引用)


路上で男性殴る 「ブレイキングダウン」出場の中国籍容疑者逮捕

(以下引用)

横浜市の繁華街の路上で男性を殴ったなどとして、神奈川県警伊勢佐木署は16日、同市中区翁町2、職業不詳、中国籍のツォン・ジューウェイ容疑者(30)を傷害容疑で現行犯逮捕した。「酒を飲み過ぎて覚えていない」と容疑を否認している。

 署によると、ツォン容疑者は「チョン・ツーウェイ」のリングネームで、格闘技イベント「ブレイキングダウン」に出場していた。

 逮捕容疑は16日午前4時10分ごろ、同市中区伊勢佐木町2の路上で、飲食店経営の男性(35)の顔を肘打ちするなどして軽傷を負わせたとしている。【宮本麻由】

(以上引用)


容疑者が土下座で謝罪 格闘技イベント出場の男 飲食代など約12万円を支払わず暴行加え逃走か

(以下引用)

格闘技イベント「ブレイキングダウン」に出場し、「サカキマキオ」として活動している男が、東京・港区でガールズバーの飲食代など約12万円を支払わずそのまま逃走したなどとして強盗の疑いで逮捕されました。

(以上引用)


巷ではBreakingDown(ブレイキングダウン)のオーディションにおける出場者達の品位に欠けた言動に関し、「オーディションで悪目立ちするための三文芝居」「台本通りの茶番」といった酷評が蔓延っているが、出場者達が実際に犯罪を行って逮捕されている現状を鑑みるに、BreakingDown(ブレイキングダウン)には朝倉未来選手の思惑通り「本物のワル」が出場者として集まってきていることがわかる。

しかし、朝倉未来選手は未だに「本物のワル」に関する誤った認識を持っているようで、それは同時に朝倉未来選手の抱く非現実的な願望であるとも言える。


【BreakingDown】炎上の喧嘩屋、“場外乱闘”の経緯を説明も…「こんなヤツ出さなくていい」「相手のせいにするな」

(以下引用)

「BreakingDown 11」で松井健が江畑秀範陣営を襲撃

格闘家の朝倉未来が28日、格闘技エンターテインメント「BreakingDown 11」で試合後のセコンド襲撃で炎上している松井健との対談動画を自身のYouTubeにアップ。松井に“ダメ出し”をした。

BreakingDown全敗の北九州の喧嘩自慢・松井は、全日本テコンドー選手権12連覇、東京五輪代表で、RIZINにも出場経験のある江畑秀範と対戦。1分の戦いで距離を取る戦いを強いられ、殴り合いたい松井のフラストレーションが溜まる内容となり、結果的に判定負けを喫した。問題が怒ったのは試合後。バックヤードで松井陣営が、江畑陣営を“襲撃”する事態に発展していたのだった。

対談では冒頭から未来も「あれはダメじゃん」とあきれながら説教。これに松井は「僕が悪いんですけど」として、事の経緯を説明した。最初は江畑に文句を言おうとしたが、不在だったという。すると、江畑のセコンドと松井のセコンドが言い争っていたため、松井本人が江畑のセコンドの背後から首を絞めるような形で倒す流れになったと明かした。

もっとも、これを聞いても未来は「ダメよあんなことやっちゃ」と切り捨て、「相手が見てないところからやるのよくないよ」と説教した。さらに、未来から江畑に謝罪するよう促されると、「誰にですか? 謝ったらアンチがまた『未来くんに言われたけえ、この雑魚が』とか言われるやないですか」と言いつつも、すでに江畑本人にも会ったとして「すみません江畑くん」とコメントした。

そして未来は改めて、背後からの襲撃について苦言を呈し、「レオくんの後ろからの蹴りとか、喧嘩とも違うと思うんだよね。正々堂々、かっこいい不良を貫き通してほしいんだよね」とBreakingDown選手への考えを明かした。

今回の襲撃で、弟・海のYouTubeチャンネルが捉えていた映像では松井のセコンドが「脅迫」めいたことを叫んでいたことも未来は問題視した。「セコンドが出しゃばりすぎてんだよね。出る本人だけが出てくるんならいいんだけどさ。昔から思うんだよ、記者会見とかもそうだし、地下格闘技がずっとそうなんだけど、試合やってないやつがなだれ込んできたりとかさ。お前が試合出ろよ」と自身の考えを語った。

この動画には、「こんなヤツ出さなくていい」「朝倉未来氏が優し過ぎる」「不意打ちだけはUFCレベルの男」「炎上してチャンス与えるって、やったもん勝ちだよね」「相手のセコンドのせいにするなって」など、松井を批判するコメントが寄せられている。ENCOUNT編集部

(以上引用)


朝倉未来選手が言う「正々堂々を貫くかっこいい不良」などというものは、残念ながらこの世には存在しない幻想であり、映画や漫画の世界だけに存在するフィクションである。

無論、そのようなものは不良でもなんでもなく「ただ悪ぶっているだけの凡人」であり、ましてや「本物のワル」でもない。

「本物のワル」とは、これまで犯罪に手を染めて逮捕されてきたBreakingDown(ブレイキングダウン)出場者達や、オーディションでモラルの無い言動を繰り返す出場者達のことである。

「よくない」かどうかに関わらず、「相手が見てないところからやる」松井健選手も「本物のワル」である。

あるいは、「本物のワル」とはBreakingDown(ブレイキングダウン)のような「不良ごっこによる売名」ではなく、誰にも知られずに裏社会で淡々と悪事をこなし続けるその道のプロ達である。

朝倉未来選手自身は正面切っての正々堂々とした喧嘩しか経験してこなかったのかもしれないが、それもやはり真の喧嘩とはいえず、ただの低俗な「不良ごっこ」に過ぎない。

真の喧嘩とはルール無用であり、武器の使用はもちろんのこと、レオ選手のように後ろからの蹴りも許されるモラルも統制も無い「実戦」である。

小規模な戦争とも言える真の喧嘩を経験したこともなく、「正々堂々を貫くかっこいい不良」などという幻想を追いかけている内は、BreakingDown(ブレイキングダウン)に出場する「本物のワル」達を朝倉未来選手がコントロールすることは出来ないだろう。

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